脊椎圧迫骨折と姿勢

こんにちは！

私どもは医療保険を使った訪問マッサージを行っている「北彩ケアマッサージ」と申します。

寝たきり・歩行困難・筋力低下などで悩んでいらっしゃる患者様のご自宅や施設などへ訪問させていただいて施術しております。

 

 

本日は早川が脊椎圧迫骨折についてお話させていただきます。

 

前回骨折が起こりやすくなる骨粗鬆症についてブログを書きましたが、骨粗鬆症になられたかたでよく起こる骨折というと、

 

①手首の骨折(橈骨遠位端骨折)
②太ももの付け根の骨折(股関節頚部骨折)
③背中や腰の骨の骨折(脊椎圧迫骨折)

 

・・・などが主にありますが今回この中で③の背中や腰の骨の骨折(脊椎圧迫骨折)について書かせていただきますね。

 

脊椎圧迫骨折はその名の通り縦軸方向へ外力が伝わり、背骨の一個または複数個が潰れるように骨折するものを言います。
若い方ですと交通事故などの強い衝撃でないと起こりませんが、高齢の方だと椅子に座ったり、身体を捻ったり、転倒したり・・・驚くものものだとクシャミや咳など軽い刺激でも起こる事があります。

要因としては前回お伝えした骨粗鬆症や癌の骨転移など構造上脆弱化した場合が多いですがそのほかにも要因があります。

 

それは「姿勢」です！

 

歳を取るとだんだんと背中や腰が丸まっていく方がいらっしゃいますが、この丸まってる姿勢というのが背骨にはとてもとても負担がかかります。
特に背骨の前側(お腹側)に負荷がかかってきますので、圧迫骨折されると前側が潰れていることが多いです。(癌の骨転移など病的なものは後ろ側が潰れることもちょくちょくあります)

 

背中が丸まる原因としては病的なもの以外だと背中や股関節まわりの筋力低下や、長時間の座位など背中が丸まってる時間が長いことで背骨の関節が丸まったまま固くなったりすることなどがあります。

 

普段から姿勢を気にしたり、ウォーキングなどの運動をして筋力を維持することで脊椎圧迫骨折のリスクは減らせますので常日頃から気をつけて生活したいところですね^_^

 

それでは今日はこれまで！
最近バリバリ運動不足の早川でした(･_･;

 

 

 

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